無痛分娩体験記 @阪大病院

東京在住30代前半。2022年秋に地元大阪にて無痛分娩で第一子を出産。この体験記がどこかのどなたかの参考になれば幸いです^^

阪大病院での初診 丸一日予定を空けて行って正解でした

地元大阪で無痛分娩で出産したい、と思い、阪大病院での出産を決意。

問い合わせたら、まずは初診に来てもらって、それから分娩予約ができます、とのことで・・2022年初夏。慌てて大阪に帰り、行ってきました。以下その時の記録です。

 

朝8時に阪大病院へ。父が車で送ってくれました。(感謝!)

初診受付は8時半からで、8時頃から入れるのかな〜と思って行ったら、7時から開扉しているそうで15人ほどの先客が。。ところがこの列、初来と再来の両方の人が混ざっていて、再来の人のほうが多く、番号札3番をゲット。(ちなみに8時半の発券開始までの間も座って待てるのでご安心を!)

果たしてこれで何時までかかるのか・・・

9時頃に診察券をゲットし、産婦人科へ。

問診票への記入や採尿、血圧体重測定(セルフ)、予診はとんとん拍子。これで9時半。

10時頃にエコー。べびちゃん、残念ながらうつ伏せでお顔見れず^^;

11時前に2度目のエコー。横顔ですが見れました!

11時半頃に妊婦健診室に呼ばれましたが、東京のクリニックでの健診予定日が近く、緊急連絡先を伝えたりといったやりとりのみ。

その後受付で分娩予約!古風に、紙の台帳に記入。これをしに仕事を休んで帰ってきたので、無事予約できて一安心。

そして、まだ時間かかるので先に昼食を済ませてほしいと言われて食堂へ。

ブリの照り焼き定食750円。お味は・・・おいしくないと聞いていたので、期待せずに食べたら、まあ普通でした笑。

12時半に診察室へ。医師の方とお話。胎動はあります?といった確認など。そしてその後内診しますので、と。

13時半頃 内診。これで終わりかと思いきや、「では最後お話しして終わりですーまた呼びます」と。まだお話があるんかーい!

14時前 再度先生とお話。次回健診の日程確認など。これで終了!!

支払いは5分待ちくらいでスムーズに。

最後に入退院センターに諸々書類を書きに行ったのですが、ここで悲劇が。。

以前産科に電話で問い合わせしたときに、無痛分娩費用は42万円+麻酔15万円+深夜料金とかあれば、と聞いていたのが、

なんと★阪大病院は普通分娩が55から65万円!!だから無痛分娩で最低70万円かかる!

電話口の助産師さん?の認識が間違っていたのか、電話で意思疎通がうまくできていなかったのかわかりませんが、思っていたより高かった。。

国からの出産一時金は42万円だから最低28万円は自己負担・・お金かかりすぎ涙

大学病院で産む、という安心料だと思おう・・と自分を納得させました。

(※というわけで、後日談ですが初めて確定申告しました・・面倒だったけどそこそこお金返ってきました)

結果 8時に行って、全部終わったのが15時頃。7時間も病院にいました^^;

大学病院での出産のデメリットのひとつは、やはり何をするにも時間がかかる、ということかと思います。とはいえ、無事にミッションを終え、翌日安心して東京に戻れました。

どうして阪大病院での無痛分娩にしたのか

2022年の春先に妊娠がわかりました。

子どもがほしい、と思うようになってから半年ほどが経過した頃で、次生理が来たら色々と検査を受けていこうか、と夫と話していたタイミングだったので、本当にNが宿ってくれたことに感謝でした。(実は妊娠がわかる少し前に、大好きなおじいちゃんが亡くなって。なんとなく今回は、妊娠してるんじゃないかな、という予感がありました。)

「お産病院は早めに予約したほうがいい」という話はよく耳にしたので、妊娠がわかってから結構早い段階で、特に何も考えず地元の公立病院を予約しました。その時は分娩方法をどうするか、なんていうことは一切頭になかったです。

が、その後妊娠の報告を周りのママさんたち(主に会社の先輩)にすると、「無痛にするの?自然にするの?絶対無痛のほうがいいよ!」と言われに言われ。(東京で聞くと、びっくりするくらい無痛分娩の人だらけでした。地元の友人は自然分娩がほとんど)

あれ、予約した病院ってどういう産み方ができるんだろう?とそこで初めて疑問を持ち、確認してみたら自然分娩しかやっておらず。

というか、そもそも無痛と自然の違いはなんじゃい、となり、調べてみると無痛分娩には色んなリスクも書いてあるけれど、欧米ではむしろこっちが主流なことや、痛みにすごく弱く自然分娩での出産に自信が持てなくて、無痛分娩にしよう、と決心。慌てて大阪で無痛分娩ができる病院を探すことに。

ネットで検索したり地元の友人にどこか無痛分娩のできるいい病院を知らないか聞いていた時に、結局決め手となったのは母伝いの口コミでした。母から「知り合いの娘さんが阪大病院の無痛分娩で産んでよかったって!これなら何人でも産めると思った、って言ってるらしいよ~」と。

何人でも産めるってマジか。というか、大学病院なのにハイリスクじゃない妊婦も受け入れてくれているのか、とビックリ。調べてみると、麻酔科医が常駐していたり、自然な陣痛を待って無痛分娩ができるといった特徴があることを知り。これなら安心して出産できそうだなと思って、阪大病院に決めました。

阪大病院に電話をして問い合わせてみたら、とりあえずまずは初診に来てくださいと。そしたら分娩予約ができます、と。

分娩予約のために大阪に帰らないといけないなんて・・しかも平日・・マジか・・と、里帰り出産ならではの面倒さを痛感しましたが、とはいえ初めての出産は地元が良かったので、上司に事情を話して休みをもらって大阪へ。

次の投稿で、阪大病院での初診の日を振り返ろうと思います。

初めまして

このページにたどり着いてくださった方へ

初めまして。東京在住、30代前半の風子と申します。

2022年秋に、地元・大阪の阪大病院にて、無痛分娩で第一子Nを出産しました。

 

私自身、お産病院をどこにするのか、どんな方法で産むのか、悩んでいたときに色んな方のブログを参考にしたので、これから出産されるどこかの誰かのお役に立てればと思い、お産記録を残すことにしました。

 

本当はもっと早く書き始めたかったものの、阪大病院が今年2月に無痛分娩の新規受付を休止したことを知って、書くモチベーションがガクンと下がってしまい・・・気づけばNが産まれてから半年ほどが経っていました。

www.hosp.med.osaka-u.ac.jp

 

もう書かなくていいか、と思っていたところで、西加奈子さんの「くもをさがす」を読んで。「やっぱ”書く”って大事よな!せやんな!」というモチベーションが湧き、いつか阪大病院が「無痛分娩の新規受付再開するで!」と言ってくれるかもしれないし、病院はさておき無痛分娩か自然分娩で悩んでいる人の参考にはなるかもしれないし、まあ書き残すか、という気持ちになったので、今文字を打ってます。(自分の息子をアルファベット一文字で表現しているあたりも、完全に西さんの影響です。すぐに色んなものの影響を受けます笑)

 

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これから先、当時の自分が書き残したメモなども振り返りつつ、どうして阪大病院での出産を選んだのか、どうして自然分娩ではなく無痛分娩にしたのか、出産当日の話など、書いていこうと思います。